今日は天気が良かったので最近何かと話題になっている台船を見に行ってきました。
花見は見逃しても次回はあるけど台船は滅多に見ることではないと考えました。
それは入善町横山地区の沖合で発電用の風車が3基設置されるのですが、その設置方法は台船を海面から持ち上げて、あたかも陸上作業のように海底に杭打ちして風車を固定設置するという方式です。
この台船はSEP船(Self Elevating Platform)とも略され清水建設がこの工事のために制作し海底に固定する着床式で民間が手がけるものとしては全国で初となるそうです。
コロナ禍もあってか多少計画は紆余曲折はあったようですが、実際に工事が始まりました。
計画では、総事業費およそ60億円をかけて入善町横山地区の沖合水深10~12メートル地に、海面から高さ152メートル、出力3千キロワット級の風車を3基設置します。
完成は今年8月中の予定で9月からの運転開始を目指しており、およそ3600世帯分の電力を供給したいとの事です。
町長の話によると別途何らかの観光の起爆剤にしたいと考えておられ今後の展望に期待したいです。
横山地区から同じく海岸沿い1キロメートル位西寄りに入善町の浄化センターがあり、そこにも風車が1基設置されています。
風車の中心までの高さは65m。
風車の直径77m。
定格出力1500KW、一般家庭約700世帯の使用電力相当といわれているので、今度出来るのは2倍以上の規模になるので圧巻でしょうね。